あけましておめでとうございます。松下雅征です。
とは言っても、もう1月5日なんですよね。「今日から仕事始め」という方も、けっこう多いんじゃないでしょうか。
松下 雅征(まつした まさゆき)
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私も、おせちで緩んだ頭を、少しずつ「仕事モード」に切り替えているところです。 |
去年のことですが、ある生徒の言葉が忘れられないんです。
「サッカー推薦だから、部活を辞めたら学校も辞めなきゃいけない。親にも申し訳ないし、もう逃げ道がないんです」
これ、似たような話を中学受験をした子からも聞くんですよね。「入学するときに『転校しない』って誓約書を書いたから、合わなくても我慢するしかない」と。
「ここしかない」「これを選び続けなきゃいけない」そう思い詰めた瞬間に、大好きだったはずのサッカーや勉強が、ただの苦痛に変わってしまう。「呪い」みたいになってしまう。これって、私たち大人も同じではないでしょうか。
一方で、こんな話もあるんです。私の本(『13歳からの進路相談』)でも紹介したんですが、受験指導のプロ・西村創さんのエピソードです。
西村さんは以前、ある塾で働いていたとき、副業がうまくいって収入が本業を超えたそうなんです。つまり、「いつでも会社を辞められる状態」になった。
普通なら、そこで辞めちゃいそうですよね。でも、西村さんは逆だったんです。「いつでも辞められる」というカードを手に入れたら、不思議と職場が居心地良くなって、結局そこから10年以上も勤め続けた。
「辞められないから、ここにいる(我慢)」のと、「辞められるけど、ここにいる(選択)」のは、見た目は同じでも、中身はまったく別物なんですよね。
逃げ道があるからこそ、自分の意志で「今、ここにいる」ことを選べる。そうすると、不思議とストレスが消えて、目の前のことに全力投球できたりするわけです。
私たちが新しく名付けた「ユイロ(YUIRO)」は、日本語の「結(ゆ)い」と「路(ろ)」を組み合わせた言葉です。
人生には、一本道だけじゃなく、たくさんの「路(みち)」があるということ。もし今の路が苦しくなったら、別の路を選んでもいいし、一度ほどいて、また「結び直す」ことだってできる。そんな想いを込めています。
ユイロ高等学院のパンフレットには、こんな言葉を載せました。長くなりますが、転載しますね。
私たちは、何度だって選び直せる。
一度選んだ会社で、定年まで働き続けることが「ふつう」だった時代がありました。
一度選んだ学校で、卒業まで学び続けることが「ふつう」の時代は、いつまで続くのでしょうか。
転職するかどうかは、どちらでもいい。
だけど「あの会社も選べるけど、自分の意志でこの会社を選んでいる」方が、楽しく働ける。
転校するかどうかは、どちらでもいい。
だけど「あの学校も選べるけど、自分の意志でこの学校を選んでいる」方が、楽しく学べる。
今の世の中が思う「ふつう」の一本道から外れることは、決して逃げではありません。
あなたと一緒に、路(みち)を結び直す学校。
校名「ユイロ」の由来は、日本語の「結(ゆ)い」と「路(ろ)」を組み合わせた造語です。
人生には、いろんな路がある。幸せな進路やキャリアに正解はない。
だけど「この学校にしか通えない」「この会社でしか働けない」と思った途端に、 人は不幸になりやすい。 だからこそ、本人が気がついていないけれど、 確実に存在する未来の可能性を示すことは幸せにつながる。
過去と未来の「路」を結ぶ。
生徒と社会の「路」を結ぶ。
それが、私たちの使命、
「路(みち)を結ぶ」であり
「ユイロ」という名前に託した想いです。
ユイロ高等学院は、学校のふつうをなくした、選び直せる学校として、あなたらしい路を、一緒に探して、結び直します。
名前は変わりましたが、やることは変わりません。今年も、生徒一人ひとりの「路」と、じっくり向き合っていこうと思います。
皆さんの2026年が、自分らしい「路」と結ばれる、そんな素敵な1年になりますように。
今日もユイロのブログを読んでくださりありがとうございます。
まだメールでサイルって書きそうになるのは、どうしたらいいんでしょうか。