記事を読むのにかかる時間 3分
「中学校に行きたくない気持ちを親に理解してほしい」
このように悩んでいませんか。
学校に行くのがどんなに辛くても、自分の気持ちをうまく伝えなくちゃいけない場面はあると思います。
13歳からの進路相談 著者
|
本記事では、学校に行きたくない中学生が親に気持ちを伝える方法について解説します。 また、学校を休んでいる間にできることについて書籍「13歳からの進路相談」著者であり、勉強を教えない家庭教師のユイロ 代表・松下がお伝えします。 |
【学校に行きたくない方へ】
中学生のあなたへ。学校に行きたくないなら休んでも大丈夫
がんばり屋な人ほど「風邪でもないのに学校を休むなんて悪いことだ」と感じるかもしれません。
しかし、心が疲れてしまった時に中学校を休むことは、悪いことではありません。
まずは1日、学校を休んでみましょう。次の日には「学校に行こう」と思えるかもしれません。
中学生になると思春期が始まり、心が不安定になりやすいです。小さな出来事でも、不安になったり、イライラしたり、心に負担がかかりやすいのです。
そんな時期に、無理を続けると、心が壊れてしまいます。
そうならないように、あなたが必要だと感じるときには休んでもいいのです。
【学校に行きたくない方へ】
学校に行きたくない中学生が気持ちを親に上手く伝える方法
学校に行きたくない気持ちを親に伝えるのは難しいかもしれません。
理解してもらえないのではないか、怒られるのではないかと不安になることもあるでしょう。
もちろん、理解してもらえなくても、あなたの意志で休むことができます。
しかし、気持ちを親に理解してもらった方が、互いにとって良いことは間違いありません。
ここでは、あなたの気持ちを親に伝える方法を4つお話します。
学校に行きたくない理由を伝える
正直に「〇〇がつらいので学校に行きたくない」と伝えることが大切です。
辛い気持ちが強くなればなるほど、「仮病を使ってでも休みたい」と思うものです。しかし仮病がバレれば、次に休みたい時に信じてもらえなくなります。
気持ちを正直に話して理解してもらえれば、次に「中学校を休みたい」と思った時にも親は理解してくれるでしょう。
調子が悪いことを伝える
中学校に行きたくない理由がはっきりと分からない方もいるでしょう。
そんな時は「風邪ではないけど、調子が悪いので学校に行きたくない」と伝えてみてください。
中学生も大人と同じように、ストレスで心と体に色々なサインが出てきます。
ストレスのサイン
- イライラする
- 悲しくなる
- やる気がなくなる
- 頭痛や腹痛など体の痛み
- あまりよく眠れなくなったり、朝起きられなくなったりする
- 食欲がなくなったり、食べ過ぎたりする
出典:「こころもメンテしよう~若者を支えるメンタルヘルスサイト」(厚生労働省)
不調に気づいてもらえれば、学校を休ませてくれるでしょう。
ただし、「仮病」は使わないことです。嘘をついていたことが分かると、信頼関係が壊れてしまうからです。
前もって相談する
学校に行きたくないなら、前もって相談しましょう。
当日の朝に「学校に行きたくない」と伝えると、「その時の気分で学校をサボりたいだけではないか」と思われるかもしれないからです。
前日など、時間にゆとりがある時にゆっくりと話し合うことで、あなたの気持ちを受け入れてもらいやすくなります。
休んで何をするかを伝える
「中学校に行きたくない」と伝えるだけではなく、休んだら何をするか(勉強・家事・休息など)を伝えましょう。
具体的な行動を伝えることで、親も「休んでも大丈夫」と感じるはずです。
【学校に行きたくない方へ】
中学校を休んでいる間にやるべき4つのこと
中学校を休んでいる間も、焦る気持ちが強くなると十分に心を休めることができません。
ここでは、学校を休んだ時にやるべきことを紹介します。
心と体を回復させる
学校に行きたくない時は、心や体の疲れているものです。
つらい時には無理する必要はありません。何もしないでゆっくりしても良いのです。
徐々に何かしてみたいなと感じるようになったら、体を動かしたり、好きな音楽を聞いたりしてみましょう。
その日の気分や体調に応じてリラックスできること変えても構いません。
学校に行きたくない気持ちを整理する
心に余裕が出てきたら、気持ちを整理するための時間を取ってみましょう。
おすすめの方法は、自分の気持ちをノート、スマホ、パソコン上に書いてみることです。
気持ちや感情を文字にすると、自分のことを冷静に見られるようになります。これまで思いつかなかった解決策に気づけるかもしれません。
文章を書くのが苦手なら、イラストやマンガでも大丈夫です。
誰かに相談する
一人で悩むよりも、信頼できる人に相談すれば気持ちが楽になることがあります。
まずは、身近な人に相談しましょう。
中学生が相談できる身近な人
- 親、友だち、学校の先生、スクールカウンセラー、保健室の先生
身近な人に相談できない場合は、以下のような相談窓口もあります。
|
中学生本人が電話できる相談窓口。夜間・休日を含めて24時間いつでも電話可能 |
|
|
18歳までの子供が電話で悩みを相談できる。学校や名前を言わずに相談できる |
|
|
10代の進路・就職相談に対応。LINEで相談できるので、悩みを伝えやすい |
|
|
10代専門の相談窓口。24時間365日LINEで寄り添って話を聞いてくれる |
居場所を見つける
学校以外の居場所を見つけるのも大切なことです。
新しい仲間と出会ったり、友だちを作ったりすることで自分の居場所を再確認できるでしょう。
学校以外の居場所の例
- 習い事
- 学習塾
- 教育支援センター(適応指導教室)
- フリースクール
学校に行かなくても、勉強はしたい中学生も多いはず。学校以外に自分のペースで学べる場所を見つけておくのは良い方法です。
中学校の校長が認める場合、民間のフリースクールでも「出席扱い」になることもあります。
【学校に行きたくない方へ】
学校に行きたくない方へ
学校に行きたくないという気持ちは、中学生のあなたにとって大きな悩みの一つでしょう。
しかし、頑張りすぎは厳禁。時には、少し休んで自分を大切にしてください。
まずは、学校に行きたくない気持ちを親に伝える方法を考えましょう。親が理解してくれてサポートしてくれるなら、つらい時期を乗り越えやすくなるはずです。 学校を休んでいる間にもできることにチャレンジしていくなら、新たな居場所を見つけて自信が生まれます。
その自信は、これから将来に必ず役立ちます。
フリースクールと一緒に検討したい「勉強を教えない家庭教師」
フリースクールを探している保護者から「どこが合うのか分からない」「進路が不安」というご相談をよくいただきます。 そんなご家庭のために、私たちは「勉強を教えない家庭教師」のユイロを運営しています。
「学校に行けたらおしまい」「受験に合格したらおしまい」私たちはそうは考えません。 「このままで大丈夫だろうか」という漠然とした不安、その正体を一緒に見つけるところから始めます。教科を教えるのではなく、「生活をする」「自分を知る」「進路を選ぶ」3つの領域で子どもの状態を診断。まわりの当たり前に合わせるのではなく、自分にとって本当に必要なことから伴走します。
「フリースクール選びの前に、まず相談したい」というご家庭にもご活用いただけます。まずは1か月の無料体験からお試しください。
【学校に行きたくない方へ】
この記事を書いた人

13歳からの進路相談 著者/ユイロ高等学院 学院長
1993年生まれ。福岡市在住、一児の父。早稲田実業学校高等部を首席で卒業し、米国へ留学。その後、早稲田大学政治経済学部を卒業。偏差値のレールを走った学生時代。それでも消えなかったのは、漫画家になる夢を手放した中学時代の違和感。この原体験が、のちの起業の原点となる。教育系上場企業、コンサルティング会社を経て独立。「ちがいを、描け。」をミッションに掲げ、2022年に株式会社ユイロを創業。同年、
ユイロ高等学院を創立。2026年4月に月額定額型の新サービス「
家庭教師のユイロ」をリリース。「選び直せる学校」や「勉強を教えない家庭教師」を通じて、一人ひとりのちがいを起点に進路を描く新しい教育の文化づくりに取り組む。
慶應義塾大学名誉教授・武蔵野大学ウェルビーイング学部長である前野隆司教授との共同研究により、自律度を可視化する独自メソッド「ユイロ式自律度診断」を開発。
著書『13歳からの進路相談』シリーズ(すばる舎)は累計16,000部突破、全国の学校や図書館で多数採用。2作目『13歳からの進路相談 仕事・キャリア攻略編』は紀伊國屋書店 総合週間ランキングで玉川高島屋店1位、新宿本店2位を獲得。2026年5月29日にはシリーズ3作目『転校の教科書』を発売予定。
東京・世田谷で小中学生向けの無料プログラミング部活動を展開する一般社団法人セタプロ・代表理事を務める。
著書:『
13歳からの進路相談(すばる舎)』、『
13歳からの進路相談 仕事・キャリア攻略編(すばる舎)』、『
転校の教科書(すばる舎)』
前の記事
コスパ・タイパよりも、寄り道をしていこう【幸福学の第一人者・前野 隆司教授✕学習塾モチベーションアカデミア代表・佐々木 快さん】
次の記事
データで見る「転校」の今